玉置妙憂とは? わかりやすく解説

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玉置妙憂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 09:47 UTC 版)

玉置 妙憂(たまおき みょうゆう)は、日本の看護師看護教員僧侶スピリチュアルケア師、ケアマネージャー、非営利一般社団法人「大慈学苑」創設者で代表を務める。2020年4月よりテレフォン人生相談パーソナリティも務める[1][2]。ライフサポートクリニックに勤務[3]

概要

看護師。僧侶。二児の母。東京都中野区生まれ。

専修大学法学部卒業後、法律事務所で働く。長男が重度のアレルギーがあることがわかり、「息子専属の看護師になろう」と決意し、看護学校で学ぶ。看護師、看護教員の免許を取得[1][4][5]

夫のがんが再発。夫は、「がんを積極的に治療しない」方針をかため、自宅での介護生活をスタートする。延命治療を望まなかったため、自宅で夫を看取るが、この際にどうしても、科学だけでは解決できない問題があることに気づく[1][4][6][7]。夫の“自然死”という死にざまがあまりに美しかったことから開眼出家高野山にて修行をつみ高野山真言宗僧侶となる[1][4]

その後、現役の看護師としてクリニックに勤めるかたわら、患者本人、家族、医療と介護に携わる方々の橋渡しとして、人の心を穏やかにするべく、スピリチュアルケアの活動を続ける。訪問スピリチュアルケアを通して、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)とQOD(クオリティ・オブ・デス)の向上に努める[8][9]

非営利一般社団法人「大慈学苑」をつくり、代表を務める[1][8]。2020年開講。

2019年4月、「NHKクローズアップ現代」に取り上げられる[10]。2019年10月から放送の「グッとラック!」(TBS系)で火曜コメンテーターを務める。2020年4月からは、「テレフォン人生相談」(ニッポン放送)のパーソナリティーを担当する[1][11]

全国で講演会やシンポジウムの開催を行うなど幅広く活動する。

著書

メディア出演

テレビ

ラジオ

脚注

  1. ^ a b c d e f 「私自身も成長してゆきたいと思っております」玉置妙憂が4月よりパーソナリティに加入~ニッポン放送『テレフォン人生相談』”. ニッポン放送NEWS ONLINE (2020年3月11日). 2021年2月26日閲覧。
  2. ^ 【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】還暦を過ぎた“元父親”の世話をどうすべきか”. Yahoo!ニュース. 2021年2月26日閲覧。
  3. ^ ごあいさつ”. ライフサポートクリニック 公式サイト. ライフサポートクリニック. 2022年11月16日閲覧。
  4. ^ a b c まずは、あなたのコップを満たしましょう | 株式会社 飛鳥新社”. www.asukashinsha.co.jp. 2019年11月12日閲覧。
  5. ^ 看護師・僧侶の玉置妙憂さんに聞く負の感情の手放し方 | ハルメクWEB”. 「ハルメクWEB」50代からの女性誌部数No.1公式サイト. 2019年11月12日閲覧。
  6. ^ 大慈学苑 - ご挨拶”. 2021年2月27日閲覧。
  7. ^ 夫の死後に見つかった「内緒のお金」…亡くなって起こる“不思議な出来事””. shuchi.php.co.jp. 2019年11月12日閲覧。
  8. ^ a b 大慈学苑 公式サイト”. myouyu.net. 2019年11月12日閲覧。
  9. ^ 大切な人の最期を「看取る人」に必要な心掛け | 健康”. 東洋経済オンライン (2019年1月30日). 2019年11月12日閲覧。
  10. ^ 日本放送協会. “死にざま指南 看護師僧侶が説く”. NHK クローズアップ現代+. 2019年11月12日閲覧。
  11. ^ 「私自身も成長してゆきたいと思っております」玉置妙憂が4月よりパーソナリティに加入~ニッポン放送『テレフォン人生相談』”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. ニッポン放送 (2020年3月11日). 2020年3月12日閲覧。

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