玉垣の舞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/06 15:02 UTC 版)
明治天皇の御製「我が国の為をつくせる人々を名をむさし野にとむる玉かき」に多忠朝が作曲と振りを付けた巫女舞の四人舞。靖國神社の御創立記念日祭(6月29日)に奉納される。装束は少女の晴れの服である汗衫(かざみ)装束で、緋の袴に単・あこめを着、さらにその上に千早を前後共に長くした仕立ての汗衫を着用する。汗衫は浦安の小忌衣に似て見えるがまったく違う装束である。尚、この御製にて、多忠朝が作曲した洋譜もあり(舞なし)、靖國神社奉頌歌として靖國神社の春秋例大祭の清祓本殿の儀(4月21日、10月17日)にて斉唱奉納される。
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