玄倉林道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/10 09:52 UTC 版)
かつてユーシンへのアクセスは山神峠越えが一般的であったが、1947年にユーシン渓谷沿いに全長約9kmの玄倉林道が開通し、アクセスが容易となった。 新緑や紅葉の名所として知られているが、ほとんど観光地化されていない。玄倉林道の入口にはゲートが設置してあり車両(自転車含む)は通行できず、通行できるのはハイカーのみである。また、電灯がないと暗くて通れない青崩隧道(あおざれずいどう)があるので、散策時には電灯が必須である。 青崩隧道は2006年7月から2007年2月にかけて行われた安全調査でトンネル内部にひび割れが見つかり、落盤などの危険性があるとされ、玄倉林道は歩行者を含め完全通行止となった。その後、新青崩隧道が開通し2011年11月に歩行者に限り通行止解除され、歩行でユーシン渓谷へ行くことができるようになった。2015年8月現在も、斜面崩落などにより一時的に通行止めまたは通行注意となることがある。
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