狭義のコヒガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 00:59 UTC 版)
樹形は盃状、樹高は亜高木で一般的には大木にならないため庭植えや切り花に向いている。一重咲きで淡紅色の花を咲かせ、東京の花期は3月中旬頃で春の彼岸ごろには花が咲くことからコヒガンと命名されている。花色はソメイヨシノよりも濃い。親種のエドヒガンの特徴を継いでおり、彼岸頃に葉が展開する前に花が咲き、柄や葉に毛が多く、萼筒の根元が少し膨れるつぼ形である点は共通しているが、萼筒はエドヒガンより細い。また花が終わると小さい黒い実をつけ、秋になると紅葉する。
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