狭心症治療における薬物治療の基本方針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 01:34 UTC 版)
「狭心症治療薬」の記事における「狭心症治療における薬物治療の基本方針」の解説
狭心症の基本的な治療方針は冠状動脈の血流改善により心筋に十分な酸素を送り込むことであり、血管の拡張あるいは攣縮の抑制をする薬剤を投与する。そのような作用を有する薬剤として硝酸薬またはカルシウム拮抗薬が該当する。また、心筋の酸素消費量を減少させることも酸素供給-消費のバランスの是正につながるため有効な治療法であり、β受容体遮断薬は心臓の仕事量を減少させる作用がある。加えて、硝酸薬やカルシウム拮抗薬も心臓に流入する血管を拡張することで前負荷を軽減させる。
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