特異基数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 14:03 UTC 版)
正則でない順序数のことを特異順序数(singular ordinal)と呼び、それが基数の場合には特異基数(singular cardinal)と呼ぶ。例えば、 ω {\displaystyle \omega } 番目の無限基数、 ℵ ω {\displaystyle \aleph _{\omega }} は特異基数である。特異基数の構造は公理的集合論において最も興味を持たれている対象の一つであり、シルバーの定理やシェラーのpcf理論などのような目覚ましい成果を挙げている。
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