特定通信路モデルでの通信路容量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 14:38 UTC 版)
「情報理論」の記事における「特定通信路モデルでの通信路容量」の解説
連続的なアナログ通信路のノイズは主にガウス雑音である。シャノン・ハートレイの定理。 2元対称通信路 (Binary Symmetric Channel, BSC)でバイナリ値の取り違えが発生する確率を p とする。BSCの通信路容量は 1 − H b ( p ) {\displaystyle 1-H_{\mbox{b}}(p)} ビットであり、ここで H b {\displaystyle H_{\mbox{b}}} は2値エントロピー関数である。 2元消失通信路 (Binary Erasure Channel, BEC) で消失が発生する確率を p とする。消失とは入力側が入力したバイナリ値が出力側に届かない状態であり、結果として出力側は 0 と 1 以外に e (erasure)という第3の状態をとる。BECの通信路容量は 1 - pビットである。
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