爆弾犯を追い詰める
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 02:44 UTC 版)
「ロサンゼルス・タイムズ爆破事件」の記事における「爆弾犯を追い詰める」の解説
ロサンゼルス・タイムズと法執行当局が、実行犯はただちに捕まるであろうと告知したが、数週間が経っても、誰一人逮捕されなかった。ロサンゼルス市は爆弾犯の確保に2万5000ドルの懸賞金を出し、M&Mは別に5万ドルを集めた。 ロサンゼルス市長ジョージ・アリグザンダー(George Alexander)は1910年10月2日(日曜日)に、犯人を捕まえるために私立探偵ウィリアム・J・バーンズ(William J. Burns)を雇った。バーンズは、ナショナル・エレクターズ・アソシエーションのために過去4年間の製鉄工場爆破事件を調査していて、調査の一環としてシティーの仕事を受けた。雇われスパイのホッキンから、バーンズは、アイアン・ワーカーズ組合員オーティー・マクニガルが組合長ライアン及び出納係マクナマラからの命令に従ってアイアン・ワーカーズの爆破運動を処理していたことを知った。マクニガルとマクナマラは、酒を片手に狩りをするのを好む、アルコール依存症一歩手前の人物だった。バーンズは前年の冬の狩り旅行の1つにスパイとともに潜入したし、マクナマラは旅行中にロサンゼルス・タイムズビルディングを爆破したことを自慢した。この私立探偵はまた、マクナマラの写真を密かに撮った。バーンズがその写真をロサンゼルス市内のあるホテルのフロント係に見せると、係は彼が「ミスター・J・B・ブライス」("Mr. J. B. Bryce")であると証言し、彼は爆破事件の前日にチェックインし、翌朝慌ててチェックアウトしたと話した。
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