熱型検知器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:42 UTC 版)
もっとも初期のIRH誘導システムは、硫化鉛(PbS)フォトレジスタによる赤外線センサを採用していた。検知波長はおおむね1〜3マイクロメートル(µm)の近・短波長赤外(N/SWIR)帯域であり、これは、ジェット排気口の赤外線放射帯域におおむね相当する。このため、このシステムは主として対空ミサイルに用いられたが、追尾点の明瞭な視界を得て効果的に追尾するには、ミサイルは航空機の後方から接近する必要があった。
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