無人宇宙往還機Pride
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ESAは2012年11月に開かれた閣僚級理事会において、IXVを発展させた再使用型宇宙往還機ISV(Innovative Space Vehicle)の開発予算を承認した。ISVは小型の貨物室を持った有翼の無人機で、人工衛星を軌道から回収して大気圏に再突入し、滑走路へ水平着陸する能力を持つ。この構想を実現するべくIXVとISVの開発事業には今後年間2500万~3000万ユーロが投入されることとなった。 その後、このISV計画はPRIDE(Programme for Reusable In-orbit Demonstrator in Europe)計画に変更された。Prideもヴェガロケットでの打ち上げを行う小型の機体であるが、こちらは軌道飛行を行う計画で、滑走路に自動着陸する能力を有する。
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