瀕死の玄照律師を救う
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 10:05 UTC 版)
「相応 (僧)」の記事における「瀕死の玄照律師を救う」の解説
延喜3年(903年)、玄照(天台僧。当時60歳。のち権律師)が重病で瀕死の状態にあった。左大臣・藤原時平(堀河左大臣)が玄照の僧房に相応を呼んで、7ヶ日の不動法を修させたところ、6日目、炉壇の猛火の上に大日如来と不動明王が並んで顕現した。その姿は相応と玄照だけに見え、他のものには見えなかった。玄照は「和尚の験徳のおかげで如来の顕現を目の当たりにし、死の淵を脱し再生したことを知りました。私は不徳の者ですが、このご恩はけっして忘れません」と涙を流して感謝した。
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