漫才大会へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 05:17 UTC 版)
木下は水嶋を恨むあまり、兵役を伸ばしてまであの手この手で水嶋を謀殺しようとするが、ことごとく失敗。さらに水嶋は実は負傷を偽り部隊から逃げてきた逃亡兵と聞いて木下は臆病者とさらに憎悪を募らせる。 ある日、慰問団で芸人が来ると聞いて大喜びする中、水嶋は「兵隊さんの時間(飛び入り)に芸を披露して評価を取れば部隊を除隊できるかも知れない」と言いふらし(水嶋が考えたデマ)、兵士達は除隊しようと兵士の田中、鎌田、西口、小沢、片岡と漫才の練習を始めたが、練習中に水嶋の相方役田中がマラリアを発症し病死。水嶋は木下と急遽みぎ・ひだりを再結成するが木下は除隊を阻止しようと漫才大会をぶち壊そうと企む。 そして、迎えた漫才大会。水嶋と木下は漫才を披露するも、木下が漫才中に水嶋とケンカを起こし漫才大会は中止。2人は獄中に放り込まれる。除隊もデマだったことが解り落胆する兵士達にさらに追い討ちをかけるように、戦況が悪化し戦線が病院の地点にまで迫ってきてしまう。
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