満願寺_(熊本県南小国町)とは? わかりやすく解説

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満願寺 (熊本県南小国町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 10:13 UTC 版)

満願寺
所在地 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺2292番地
位置 北緯33度4分34.1秒 東経131度5分45.4秒 / 北緯33.076139度 東経131.095944度 / 33.076139; 131.095944座標: 北緯33度4分34.1秒 東経131度5分45.4秒 / 北緯33.076139度 東経131.095944度 / 33.076139; 131.095944
山号 立護山
宗旨 古義真言宗
宗派 高野山真言宗
本尊 地蔵菩薩
正式名 立護山滿願寺
札所等 九州三十三観音霊場第十六番札所
肥後三十三観音霊場第二番札所
法人番号 1330005005150
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満願寺(まんがんじ)は、熊本県阿蘇郡南小国町満願寺にある高野山真言宗の寺院である。山号は立護山。本尊は地蔵菩薩。九州観音霊場三十三ヶ所第16番。

歴史

満願寺所蔵の伝北条時宗像、実際には定宗像とも。

小国郷は鎌倉時代に承久の乱により公家の葉室氏から北条氏の所領となった。満願寺は文永11年(1274年)、文永の役の際、鎮西奉行北条時定が国土安泰を祈願して建立したと伝える。

文化財

重要文化財(国指定)
  • 絹本著色伝北条時定像・伝北条時宗像 - 頂相(禅僧の肖像)形式の肖像画。伝時宗像は、実際には時定の嫡子・定宗の像と推定されている。
天然記念物(国指定)
  • 金比羅スギ - 満願寺建立の折に時定が植えたと伝えられる杉。樹齢1000年、幹周り12メートル、樹高約30メートル。
その他
  • 満願寺庭園(県指定名勝・史跡) - 室町時代の趣を伝え九州最古の庭園と言われる。
  • 満願寺宝塔(県指定重要文化財) - 石造宝塔。文中二二年(=文中4年・1375年)の銘がある。
  • 満願寺石塔群(県指定史跡) - 北条時定・定宗随時の墓。

他に県指定重要文化財の仏像・古文書がある。

所在地

  • 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺 2292  

     

満願寺入口

周辺

交通アクセス

公共交通機関

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