満願寺 (栃木市)とは? わかりやすく解説

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満願寺 (栃木市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 14:20 UTC 版)

満願寺

山門(仁王門)
所在地 栃木県栃木市出流町288
位置 北緯36度28分31.9秒 東経139度35分21.3秒 / 北緯36.475528度 東経139.589250度 / 36.475528; 139.589250座標: 北緯36度28分31.9秒 東経139度35分21.3秒 / 北緯36.475528度 東経139.589250度 / 36.475528; 139.589250
山号 出流山
院号 千手院
宗派 真言宗智山派
本尊 千手観世音菩薩
創建年 (伝)天平神護元年(765年
開基 (伝)勝道
正式名 出流山千手院滿願寺[1]
別称 出流観音
札所等 坂東三十三観音霊場 第17番
関東八十八箇所 特別霊場
関東九十一薬師霊場54番(薬師堂)
下野三十三観音霊場29番
文化財 本堂(県文化財)
山門(市文化財)
法人番号 8060005005725
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満願寺(まんがんじ)は、栃木県栃木市出流町[2] にある真言宗智山派寺院。山号は出流山(いずるさん)。本尊は千手観世音菩薩で、坂東三十三観音霊場の第17番札所[3]

本尊真言:おん ばざら たらま きりく そわか

ご詠歌:ふるさとをはるばるここにたちいづる わがゆくすえはいづくなるらん

歴史

寺伝によれば天平神護元年(765年勝道上人が創建したという[3]弘仁11年(820年)、空海が勝道上人の徳を慕って参詣し、その折りに当山の銘木で千手観世音菩薩を造立したとされる[3]。幕末には出流山事件の舞台となった。

文化財

  • 本堂 - 県指定有形文化財。明和元年(1764年)建立。
  • 仁王門 - 市指定文化財。享保20年(1735年)建立。
  • 出流鍾乳洞 - 市指定天然記念物
  • 出流自然林 - 市指定天然記念物

その他

  • 大悲の滝
  • 大日霊窟
  • 不動霊窟

交通

前後の札所

坂東三十三観音霊場
16 水澤寺 -- 17 満願寺 -- 18 中禅寺 (日光市)
関東八十八箇所
17 宝性寺  -- 特別 満願寺 -- 18 長清寺 (栃木市)

出典

  1. ^ 出流山満願寺(栃木市観光協会)
  2. ^ 都賀郡出流村下都賀郡寺尾村大字出流
  3. ^ a b c 読売新聞 栃木版 2018年10月14日 31面掲載。

関連項目

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