渋沢史料館「晩香廬」1917年(大正6年)
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東京都北区西ヶ原の旧渋沢家飛鳥山邸(渋沢史料館)にある。2005年(平成17年)国の重要文化財に指定された。木造瓦葺き平屋建。渋沢栄一の喜寿祝いで合資会社清水組清水満之助が贈った洋風の小亭である。晩香廬の名は、バンガローという名の音に当てはめて、渋沢が自作した詩の「菊花晩節香」から採ったといわれている。和洋折衷の建物で、田辺のデザインの資質を今に伝える。小さな建物で、さまざまなデザイン・装飾のほか内部の家具も田辺のデザインで細かい配慮が行き届いている。大正期の名建築として評価が高い。
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