液体と固体の標準状態とは? わかりやすく解説

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液体と固体の標準状態

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 17:12 UTC 版)

標準状態」の記事における「液体と固体の標準状態」の解説

液体と固体の標準状態は、純物質SSPの下にある状態である。例として標準状態におけるグラファイト熱力学量を表に示す。 グラファイト標準熱力学量(p° = 1 bar)T / K.mw-parser-output .sfrac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .sfrac.tion,.mw-parser-output .sfrac .tion{display:inline-block;vertical-align:-0.5em;font-size:85%;text-align:center}.mw-parser-output .sfrac .num,.mw-parser-output .sfrac .den{display:block;line-height:1em;margin:0 0.1em}.mw-parser-output .sfrac .den{border-top:1px solid}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}S°T/J K−1mol−1H°T − H°298/kJ mol−1ΔfH°T/kJ mol10 0.00 -1.05 0.00 298 5.69 0.00 0.00 500 11.65 2.38 0.00 1000 24.45 11.82 0.00 2000 40.63 35.32 0.00 3000 50.75 60.30 0.00 グラファイト標準生成エンタルピー ΔfH°T は表の温度範囲では定義によりゼロである。温度 T における標準エントロピー S°T および標準エンタルピー H°T は、定圧モル熱容量実測値 Cp(T, p°) からそれぞれ S T ∘ = ∫ 0 T C p ( T ′ , p ∘ ) T ′ d T ′ {\displaystyle S_{T}^{\circ }=\int _{0}^{T}{\frac {C_{p}(T',p^{\circ })}{T'}}\mathrm {d} T'} および H T ∘ = H 298 ∘ + ∫ 298 K T C p ( T ′ , p ∘ ) d T ′ {\displaystyle H_{T}^{\circ }=H_{298}^{\circ }+\int _{\text{298 K}}^{T}C_{p}(T',p^{\circ })\,\mathrm {d} T'} と求められる液体固体標準定圧モル熱容量 Cp°(T) は、SSPにおける定圧モル熱容量 Cp(T, p°) と同じである。

※この「液体と固体の標準状態」の解説は、「標準状態」の解説の一部です。
「液体と固体の標準状態」を含む「標準状態」の記事については、「標準状態」の概要を参照ください。

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