浅草花やしきの象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/07 22:53 UTC 版)
浅草花やしきの象（あさくさはなやしきのぞう、1870年頃 - 1932年10月6日）[1]は、1888年（明治21年）にシャム王国から明治天皇に日暹修好通商に関する宣言（日タイ修好宣言）調印記念として贈呈されたオスのアジアゾウである。恩賜上野動物園で35年にわたって飼育された後、浅草花やしきに譲渡されて9年生き、62歳の高齢で死亡した[1]。この象は「暴れ象」として悪名が高く一時は殺処分まで検討されていたが、結局は寿命を全うしている[2]。
- ^ a b c d e f g h i j 小宮、84-85頁。
- ^ 小宮、82-84頁。
- ^ a b 小宮、80頁。
- ^ 日タイ交流の歩み 外務省ウェブサイト、2012年5月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 小森、38-42頁。
- ^ 『上野動物園百年史 資料編』568頁。
- ^ 『上野動物園のあゆみ』4頁。
- ^ 『上野動物園百年史 資料編』469頁では、オスの象の到着日をメスより遅い「6月27日」と記述している。
- ^ a b c d e 小宮、83頁。
- ^ 小宮、80-81頁。
- ^ a b c d e 小宮、81頁。
- ^ 『上野動物園百年史 資料編』469頁。
- ^ a b 小宮、82-83頁。
- ^ 『上野動物園百年史 資料編』59-62頁。
- ^ a b c d e 『上野動物園百年史 資料編』349-350頁。
- ^ Elephant mankillers 2012年5月2日閲覧。（英語）
- ^ 著名な例としては、トプシー（1903年電気殺）、メアリ（1915年絞首）、ブラック・ダイヤモンド（1929年銃殺）などが挙げられる。
- ^ 『上野動物園百年史 資料編』355頁。
- ^ a b c d e f 小宮、83-84頁。
- ^ a b c d 『上野動物園のあゆみ』6頁。
- ^ 『上野動物園百年史 本編』94頁。
- ^ a b c d e f g h i 『上野動物園百年史 本編』96-99頁。
- ^ a b 花やしきの歴史 2012年5月2日閲覧。
- ^ a b 小宮、87-90頁。
- ^ 『上野動物園のあゆみ』7頁。
- ^ 小宮、118-123頁。
- ^ 『上野動物園のあゆみ』9-10頁。
[続きの解説]
「浅草花やしきの象」の続きの解説一覧
- 1 浅草花やしきの象とは
- 2 浅草花やしきの象の概要
- 3 参考文献
- 浅草花やしきの象のページへのリンク
