浅草のおたぬきさま
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 01:57 UTC 版)
明治時代初頭、浅草寺領(現・東京都台東区に所在)の開拓によって住処を奪われた多くの狸たちが、人間たちに様々な乱行を働き、さらには寺の用人の家の娘に憑き「私は浅草のおたぬきさんだよ」と口走るようになった。家では狸を追い出そうと様々な手段を試みたが、効果は無かった。寺の大僧正・唯我韶舜らが狸から「自分たちを祀れば寺の守護になる」とのお告げを受けたことをきっかけに、この狸たちは狸神として祀られることとなり、鎮護堂として後世に伝えられている。
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