浄土真宗・真宗と朱印
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 03:12 UTC 版)
「朱印 (神社仏閣)」の記事における「浄土真宗・真宗と朱印」の解説
浄土真宗には親鸞の旧跡などを参拝する「巡拝帳」と呼ばれるものがあり、納経印とは違い朱印に功徳はなく、「参拝記念」の証という意味付けになっている。 しかし、昭和60年代以降、浄土真宗本願寺派や真宗大谷派の多くの寺院では参拝者に朱印を押印しなくなった。これについては真宗大谷派では「1回行って朱印を手に入れたら2度と行かないとも取れる朱印は不要」という意味のことがHPにかかれている。浄土真宗本願寺派の現在のHPには「本願寺では御朱印は行っておりません。参拝記念スタンプを龍虎殿にご用意しております。」と簡単に触れられているが、以前のHPには「朱印は元々納経という自力の行を行った証のものであるので、他力本願を旨とする本願寺では行わない」という意味の記載があった。 一方、興正派、佛光寺派、高田派、東本願寺派、単立寺院をはじめ、他派の寺院では朱印を継続している場合もある。
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