活性型ras
通常は細胞内シグナル伝達系で機能しているrasタンパクをコードする遺伝子に変異が生じ、発がん性を持つようになったもの。Nから12番目のアミノ酸変化により、GTPアーゼ活性が低下して、常に活性のあるGTP結合型になる例などが知られている。実際に結腸がんのDNAから変異型のras遺伝子が単離されたのが、がん細胞DNAから発がん性のある遺伝子が単離された最初の例である。
酵素タンパク質モチーフなど: | 核移行シグナル 標識酵素 機能ドメイン 活性型ras 浸透圧受容体 環状AMP依存タンパクキナーゼ 生殖ホルモン |
- 活性型rasのページへのリンク