法輪寺 (館林市)
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法輪寺 | |
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所在地 | 群馬県館林市朝日町7-10 |
位置 | 北緯36度15分06.6秒 東経139度32分11.6秒 / 北緯36.251833度 東経139.536556度座標: 北緯36度15分06.6秒 東経139度32分11.6秒 / 北緯36.251833度 東経139.536556度 |
山号 | 転龍山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦牟尼如来 |
創建年 | 慶長年間(1596年 - 1615年) |
開山 | 久山正雄 |
歴史
慶長年間(1596年 - 1615年)、久山正雄によって開山された。久山正雄は茂林寺の住職で、この時に多くの信者を獲得したため、彼らのために寺を創建した。これが当寺の起源である。当初の名称は茂林寺にちなみ、「法林寺」という名称であった[1]。
1675年(延宝3年)に現在地に移転した。その際に「法輪寺」に改称した[1]。
小栗忠順との縁
当寺は、幕末の幕臣小栗忠順の首級を仮埋葬したことでも知られている。忠順は1868年(慶応4年)に処刑されたが、その首級は官軍の東山道先鋒総督府が置かれていた館林城に送られ、首実検が行われた。その後、首級は館林藩の藩主秋元氏の菩提寺だった泰安寺(現在は廃寺)に預けられたが、埋葬する場所がなかったため、当寺に葬られたのであった[1]。
交通アクセス
- 館林駅より徒歩19分。
脚注
参考文献
- 館林市史編さん委員会 編『館林市史 別巻 館林の寺社と史料』館林市、2020年
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