河図 = 十数図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/12 02:11 UTC 版)
朱熹と蔡元定は河図を十数図とした。これは十数図が『易経』繋辞上伝にある「天地十数」における五行生成の方位と合致しているためである。繋辞上伝では1・3・5・7・9を天の数、2・4・6・8・10を地の数とする。このため図では陽である天の数を白、陰である地の数を黒で表す。また「五位相得て各々合う有り」は「天一は水・北方を生じ、地二は火・南方を生じ、天三は木・東方を生じ、地四は金・西方を生じ、天五は土・中央を生ず」「地六は水・北方を成し、天七は火・南方を成し、地八は木・東方を成し、天九は金・西方を成し、地十は土・中央を成す」の五行生成の数に従って五方に配当している(なお南方を上として書かれる)。 十数図の配置 2・7火南方 3・8木東方 5・10土中央 4・9金西方 1・6水北方
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