かわちや‐よへえ〔かはちやヨヘヱ〕【河内屋与兵衛】
河内屋与兵衛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:02 UTC 版)
本編の主人公。大坂元天満町に大店を構える油屋「河内屋」の次男。放蕩の限りをつくし、遊廓に義父・徳兵衛の名前でつけを抱えている問題児。女郎を巡って喧嘩をしたはずみで通りがかりの侍に泥を浴びせ、彼に仕える伯父を浪人させ、心を砕く義父や母、更には病身の義妹にまで暴力を振るった挙句に勘当される。徘徊中に父母の愛情を知って涙するが、却って思いつめて性急に借金を返そうとし、お吉を襲って強盗殺人に及ぶ。その後は開き直って遊び呆けていたが、すぐに犯行が露見し、あえなく千日前の刑場に引き立てられていった。
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