決済方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 02:33 UTC 版)
「全国銀行データ通信システム」の記事における「決済方式」の解説
取引金額1億円未満の為替通知については、手形交換と同様に、金融機関間で行われた取引についてネッティングを行い、その差額を決済する。差額は全銀ネットから日本銀行に通知され、これにもとづき日本銀行においてその日の午後4時15分に全銀ネットの当座預金口座と加盟金融機関の当座預金口座との間で為替決済が行われる。 なお、信用金庫等の共同センターによる接続方式をとっている業態では、信金中央金庫等がその業態に属する金融機関(代行決済委託金融機関)の貸借を一括して決済する。また、それぞれの業態内における個別金融機関の貸借は、その業態内の制度によって決済される。 1億円以上の為替取引(給与・賞与振込を除く)は、それぞれの為替通知毎に、仕向金融機関と被仕向金融機関の間において資金決済を行ったうえで、被仕向金融機関に為替通知を送信する。各取引の資金決済が完了するまでの間、為替通知は、全銀センターに保留される。資金決済は、各為替通知毎に、日銀ネットの流動性節約機能付RTGS(即時グロス決済)によって行われる。
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