池波作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:17 UTC 版)
『鬼平犯科帳』の初映像化の際には、原作を読んで是非とも長谷川平蔵役を演じたいと、自ら名乗り出たが、既に長谷川役が松本幸四郎に決定していたため実現しなかった 。『鬼平犯科帳』では舞台化の話が出たが、丹波はこれを断り、『真田太平記』の舞台化の話の際には丹波の方から真田昌幸役での出演を希望したが、鬼平の舞台への出演を断ったため、池波から丹波の出演が拒否されたと話していた。丹波は池波作品の真田昌幸について、「真田昌幸は喜劇的で助平さがにじみ出ている部分が自分に合っていた。」とコメントしていた。『真田太平記』で真田昌幸を演じた丹波について、共演した草刈正雄は、丹波がこの役にかなり入れ上げており、今までにないほど、真剣に役に挑み、長台詞も含めて台詞を完全に覚えていたと語っている。また自分から売り込みをしないことで有名な丹波だが、『真田太平記』のテレビ化の際には、自ら池波に直訴し役を得たとの噂があった、そして丹波は共演にあたり、渡瀬恒彦と草刈に刀をプレゼントしたなどのエピソードを、共演の草刈が明かしている。
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