水雷艇の衰退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 04:05 UTC 版)
水雷艇は、水雷装備(初期は外装水雷や機雷、後に魚雷)で敵の大型艦を攻撃する艦艇のことである。しかし、この水雷艇を「駆逐」するための小口径砲を装備した駆逐艦が出現して水雷戦闘も担うようになり、水雷艇は駆逐艦へ発展し水雷艇自体は消滅することになる。 日本海軍でも1904年(明治37年)の日露戦争を境に水雷戦闘は駆逐艦に代わられて、水雷艇は建造はされなくなる。残った水雷艇は掃海任務などに使用され、1924年(大正13年)に艦艇類別標準から水雷艇は削除された。
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