水準基標測量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:50 UTC 版)
河川測量では水準基標測量といって河川定期縦断測量の基準となる水準基標(水準点)の標高を定める作業がある(準則第416条)。 水準基標測量は、2級水準測量により行うものとし、また、水準基標の設置間隔は5 km 以上20km以下を標準とされている(準則第417条)。測量後は水準基標の位置を示すため, 点の記を作成する。 なお水準基標の設置は,、努めて河川の水位や流量を観測している場所に近接した堤内地 の地盤強固な場所又は橋台等に設置する。 こうして設置された水準基標は河川の縦断や横断等、高さに関する測量の基準となる。河道改修計画基礎資料の標高は日本では土地と同じく東京湾平均海面(T.P.)を標準としているが、日本各地の水系には固有の基準がある。
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