水準器を利用したもの。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 15:41 UTC 版)
長い円筒の中に水を入れ、地中に水平に埋め、地盤の傾斜によって円筒の両端の水準面の上下の変化を測定し、これによって地面の傾斜角を測定する。この種で優秀なものはマイケルソンのもので、長さ約 150 m 、直径 15cm の鉄製の円筒を地下深さ約 2 m に水平に埋め、半分ほど水を入れ、両端の水面の変化を光の干渉を利用して精密に測定する。これによれば地盤の傾斜を10万分の1 sec 以下まで測定し得るという。
※この「水準器を利用したもの。」の解説は、「傾斜計」の解説の一部です。
「水準器を利用したもの。」を含む「傾斜計」の記事については、「傾斜計」の概要を参照ください。
- 水準器を利用したもの。のページへのリンク