水引祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 22:33 UTC 版)
水引祭(みずひきまつり)は、4月8日に本宮より奥宮傍の「有鹿窟」へ霊石を運び、6月14日に還御する「有鹿さまの水もらい」とも呼ばれる神事で、一時は廃れたが現在復活している。霊石が「有鹿窟」に安置されている約2ヶ月間、かつては鳩川の水の利用権が海老名周辺(海老名、社家、中新田など五箇村)の人々に優先され、座間郷(現・相模原市)の人々が利用できなかったといい、前述の「有鹿神と鈴鹿神の争い」はこの水を巡る争いともされる。また『座間古説』によると、享保の頃から明治初期までは鈴鹿明神社もこの祭りに加わっていたという(「鈴鹿明神社#有鹿神社との説話縁起」も参照)。
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