橋火消とは? わかりやすく解説

橋火消

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 01:29 UTC 版)

火消」の記事における「橋火消」の解説

町人により組織され火消としては、享保7年1722年)に成立した橋火消(はしびけし)もあげられる。これは橋台商売をしていた髪結床に、橋梁消防命じたのである付近に多く設けられていた髪結床の店は、粗末なものが多く火事の際に飛び火の危険があるため、撤去する地代徴収して防火費用充てることが検討されていた。これに対し髪結床職人たちは、自身火消道具揃え防火担当したいと申し出る町奉行大岡忠相はこの申し出認め髪結床による橋火消が成立したまた、近くのない山の手髪結床は、火事起きた南北町奉行所駆けつけることが命じられた。 享保20年1735年)、防火担当町火消へと変わり火事場合髪結床職人はすべて町奉行所駆けつけることとなった。のちに天保13年1842年)、天保の改革により髪結床組合解散すると、町奉行所への駆けつけ名主たちに命じられている。

※この「橋火消」の解説は、「火消」の解説の一部です。
「橋火消」を含む「火消」の記事については、「火消」の概要を参照ください。

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