横田卓二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/10 15:35 UTC 版)
| 横田 卓二 | |
|---|---|
| 生誕 |
1886年3月10日 日本 長野県飯山市 |
| 死没 | 1971年1月14日（84歳没） |
| 所属組織 |
 大日本帝国陸軍 |
| 軍歴 | 190年 - 1938年 |
| 最終階級 |
 陸軍少将 |
| 除隊後 |
帝国馬匹協会専務理事 日本馬事会理事 |
横田 卓二（よこた たくじ、1886年（明治19年）3月10日[1] - 1971年（昭和46年）1月14日[1]）は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。位階勲等は従四位勲三等[2]。
経歴
長野県飯山市出身[1][2]。陸軍士官学校第19期卒業[1]。1924年（大正13年）3月、陸軍騎兵少佐に進級し、同年9月時点で陸軍騎兵学校附の任にあった[3]。1924年（大正14年）9月時点で騎兵第13連隊附を発令され、成蹊高等学校兼成蹊実務学校配属となり[4]、1928年（昭和3年）3月に近衛騎兵連隊附に転じ[5]、1929年（昭和4年）8月に陸軍騎兵中佐進級と同時に騎兵第16連隊附に着任した[6]。1931年（昭和6年）3月に軍馬補充部十勝支部長に就任し[7]、1933年（昭和8年）8月に騎兵第9連隊長（第9師団）に転補され[8][9]、1934年（昭和9年）8月に陸軍騎兵大佐に進級した[9]。
1936年（昭和11年）3月に騎兵13連隊長（近衛師団・騎兵第1旅団[10][11]）に就任した[1]。1938年（昭和13年）3月1日に陸軍少将進級と同時に待命となり[1][9]、3月25日に予備役に編入された[1]。
予備役編入後は帝国馬匹協会専務理事[2]、日本馬事会理事などを歴任し[12]、軍馬育成に尽力した[2]。1971年（昭和46年）1月14日、動脈硬化により死去[2]。
栄典
- 勲章等
- 1940年（昭和15年）8月15日 - 紀元二千六百年祝典記念章[13]
脚注
- ^ a b c d e f g 福川 2001, 784頁.
- ^ a b c d e 『偕行』第237号、陸修偕行社、1971年3月、14頁。
- ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正13年9月1日調797頁
- ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正14年9月1日調737頁
- ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和3年9月1日調719頁
- ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和4年9月1日調720頁
- ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和6年9月1日調687頁
- ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿: 索引付 昭和8年9月1日調685頁
- ^ a b c 外山 1981, 248頁.
- ^ 外山・森松 1987, 368頁.
- ^ 外山・森松 1987, 370頁.
- ^ 『日本馬事会雑誌』二月号、日本馬事会、1944年2月、23頁。
- ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
参考文献
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。
- 外山操・森松俊夫 編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 横田卓二のページへのリンク
