樟脳・樟脳油
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1902年開始。1962年廃止。内地の樟脳専売は1903年(明治36年)6月17日粗製樟脳・樟脳油専売法公布、10月1日施行、これより前に台湾では1899年(明治32年)6月22日台湾樟脳及樟脳油専売規則が制定され(律令)、8月実施されたが、これまでふるわなかった内地製脳業は台湾樟脳専売による樟脳市価の急騰の影響を受け、活況を呈し、台湾の専売樟脳と市場で競争するようになり、内地台湾共通の専売法の制定の必要が生じ、1903年6月17日粗製樟脳、樟脳油専売法が公布され、10月1日施行された。内地のセルロイド工場の発展により、原料である樟脳油の需要が高まった。
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