標語と校章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 14:43 UTC 版)
コルカタ大学の標語(モットー)は、Advancement of Learning すなわち、「学問の振興」である。校章は、コルカタ大学の160年にも及ぶ長い歴史の中で、6回ほど変更されており、2017年現在使用しているもので七代目である。Advancement of Learning の標語は、どの校章にも必ず入れられている。標語により囲繞される図像は、初代校章においては、両隣に獅子が立つもの(ライオン・ランパント)であって、イギリス東インド会社の社章と同じであったが、数ヶ月のうちに向かって右に一角獣が立つものに変更された。この二代目のものはイギリス領インド帝国の紋章と同じである。1857年の「大反乱」の事後処理において、東インド会社は解散させられ、イギリスはインドの直接統治を開始した。1930年に一度、インドの国章に類似する3頭の象のものに変更されたが、その後すぐに、ハスの花を図像化したものに変更された。以後、図像に微細な変更はありながらも、ハスの花に標語を組み合わせた標章が校章であり続けている。
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