構造物の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 04:33 UTC 版)
巨加大橋は全長8.2 km、4車線の自動車専用道路である。巨済島と加徳島の間には猪島(チョド)と中竹島(チュンチュクド)という小島があり、巨加大橋はこれらを通過している。主な構造物は2本の斜張橋と海底トンネルである。 巨済島と猪島の間は全長1.65 kmの斜張橋(主塔3基)で結び、猪島と中竹島の間は全長1.87 kmの斜張橋(主塔2基)で結んでいる。そして、中竹島と大竹島(テチュクド)を連結するように造成した埋立地から加徳島までが全長3.2 kmの海底トンネルとなっている。 海底トンネルは韓国初の沈埋トンネルである。費用の面では海底トンネルよりも橋梁が有利であったが、国防上の理由から海底トンネルが選択された(巨加大橋は大韓民国海軍が基地を置く鎮海湾への入り口にある)。トンネルの名称は「加徳海底トンネル」。
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