構造物に及ぼす影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/09 05:58 UTC 版)
上記の力が発生すると、構造物は変形し、部材には応力を生じる。構造物の一部が過度に変形したとき、あるいは特定の部材の応力が許容される値を上回ったとき、構造物が部分的に破壊する。これが多くの箇所に生じたとき、構造物はついに崩壊に至る。 変位 構造物のある一点の移動量(Δx mm、Δy mm、Δz mm)と回転量(Δθxy rad、Δθyz rad、Δθzx rad)の計6個の値で表す(3次元の場合)。求める必要のある点について、必要な値を計算する。 応力 構造物のある部材に生じる力。軸方向力(軸力)N kN、せん断力Qxy kN、Qyz kN、曲げモーメントMxy kN⋅m、Myz kN⋅m、ねじりモーメント kN⋅mの計6個の値で表す(3次元の場合)。基本的にはすべての部材について、必要な値を計算する。
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