構造概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 05:36 UTC 版)
構造概念は次のように洗練された: 補充 修飾 現代的に見れば広く受け入れられている区別であるが、それまでは「連用」「連体」という概念のもとでいっしょくたにされていた。 また、松下は主題を持つ文と持たない文の違いについても注目し、次のような区別を立てた: 題目態 平説態 前者は三上章の「題述文」やアントン・マルティ-黒田成幸のcategorical judgmentに相当し、後者は三上の「無題文」、マルティ-黒田のthetic judgmentに相当する。主題優勢言語としての日本語の特質を研究課題として捉えた点は先駆的と言えよう。また、複主語構文における「大主語」についても考察している。 松下文法については『改撰標準日本文法』、『標準日本口語法』などで知ることができる。
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