楠原映二
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楠原 映二(くすはら えいじ、1947年1月2日[1] - 2010年4月23日)は、日本の俳優。長年、イギリスで活動していた。
略歴
東京生まれの北海道育ち。北海道岩見沢東高等学校を卒業後、多摩美術大学に入学。「東京キッドブラザース」などでの海外公演の経験をきっかけに、1975年にイギリスへ移住。渡英後は、「Lumiere & Son Theatre Company」の数多くの舞台に出演し、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどでも精力的に活動。
その後、イギリスのテレビ番組にも進出し、BBCの『Tenko』では、レギュラー出演を果たした。ロンドンを本拠地とする日本人俳優の劇団「一座」の一員であった。1990年代には、『HELLO LONDON』『英国生活』というフジテレビ系情報番組(全編ロンドンロケ)でプレゼンターを務め、現地から最新の流行や文化などを日本に発信した。がんのため、63歳で死去。
また、スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還のYウィングパイロット役を演じていたことから「スターウォーズに出演した初めての日本人(日系人含む)俳優」として知られる。
出演
- Licensed to Love and Kill(1979年)
- Tenko(1981 - 1985年)
- Banzai(2001 - 2003年)
- Emmerdale(2003年)
- Lu Kemp Different Planes(2004年2月17日)
- Robotboy(2005 - 2008年)
- Enemy of the Daleks(2009年)
- 映画
- 北海ハイジャック(1979年)
- エレファント・マン(1980年)
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年) - グレー中隊・Yウイングパイロット[2]
- アイズ・ワイド・シャット(1999年) - 日本人その2
- Topsy-Turvy(1999年、マイク・リー監督)
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脚注
- ^ Eiji Kusuhara obituary - The Guardian、2010年5月27日
- ^ Diversity In Space: Tracking The First Asian Pilot In The Star Wars Movies
関連項目
外部リンク
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