森林整備センターとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 森林整備センターの意味・解説 

森林整備センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 13:59 UTC 版)

森林整備センター(しんりんせいびセンター)は、農林水産省所管の国立研究開発法人森林研究・整備機構の一部局である[1]

前身は森林農地整備センター[2]。本部は神奈川県川崎市幸区

沿革

森林開発公団・農用地整備公団

緑資源公団→緑資源機構

森林農地整備センター

森林整備センター

  • 2015年4月1日 緑資源機構から継承した農用地事業が2013年ですべて終了したため、国立研究開発法人化に伴い、森林整備センターに名称変更[2]
  • 2017年4月1日 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林整備センターに名称変更[2]

業務

水源林造成事業を行っている[7]1961年から水源涵養上の重要な民有保安林のうち、無立木地や散生地など森林としての機能が低下している箇所を分収造林方式で整備する水源林造成事業を実施しており、現在までに民有保安林の約1割に相当する48万haの森林を造成した[7]

森林造成

林道保全管理

  • 7つの山地(北海道山地、北上山地、最上・会津山地、飛越山地、中国山地四国西南山地、祖母・椎葉・五木山山地)に広がる、750万haもの森林を効率的に維持していくための幹線林道の整備を行っている。 2,116kmの緑資源幹線林道が計画されており、そのうち1,263kmが完成している。(2005年10月現在)

脚注

  1. ^ 森林研究・整備機構の概要”. 森林整備センター (2023年9月29日). 2025年6月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 沿革”. 森林整備センター. 2025年6月29日閲覧。
  3. ^ 緑資源機構談合、受注業者が内幕の詳細証言」『朝日新聞朝日新聞社、2007年5月25日。オリジナルの2007年5月28日時点におけるアーカイブ。2024年12月27日閲覧。
  4. ^ 緑資源機構理事ら6人逮捕 独禁法違反容疑で東京地検」『朝日新聞』朝日新聞社、2007年5月24日。オリジナルの2007年5月27日時点におけるアーカイブ。2024年12月27日閲覧。
  5. ^ 19法人に排除命令 緑資源機構談合 公取委方針」『朝日新聞』朝日新聞社、2007年12月8日。オリジナルの2007年12月10日時点におけるアーカイブ。2024年12月27日閲覧。
  6. ^ 緑資源機構の廃止” (PDF). 参議院 (2008年2月1日). 2024年12月27日閲覧。
  7. ^ a b 第1部 第 II 章 第2節 森林整備の動向(1)”. 林野庁. 2025年6月29日閲覧。
  8. ^ 分収造林事業”. 森林整備センター. 2025年6月29日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「森林整備センター」の関連用語

森林整備センターのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



森林整備センターのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの森林整備センター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS