棘状苔癬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 03:21 UTC 版)
(英:Lichen spinulosus) 特発性または続発性として毛孔性角化性丘疹が群生する症状である。個々の丘疹を見た場合、病理組織的には毛孔性苔癬との鑑別はできない。この症例においては、四肢以外にも腰背部、腹部にも比較的多く見られる。 疫学上は200人に1人程度とされる。結核、風疹、AIDSなどの感染症や炎症性皮膚病変の病期として、または薬物反応などでこの症状がみられる。治療に当たってはまず原疾患の治療が大原則である。本症自体の予後は比較的よい。
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