梁の意匠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/05 14:38 UTC 版)
露出する梁には意匠的な工夫がなされ、ときに細かい装飾が施される。 寺社建築では、虹梁(こうりょう)と呼ばれる装飾的な梁が用いられる。「虹」の名は、緩やかに湾曲した形状に由来する。虹梁には彫刻や彩色などの凝った装飾がなされることが多い。S字型に湾曲した海老虹梁(えびこうりょう)は禅宗様の特徴のひとつでもある。 ギリシア建築のオーダーの一要素であるエンタブラチュア (石造の梁) には、しばしば帯状の彫刻が施された。 ログハウスなどでは、木材の質感を強調したデザインの一環として、あえて樹皮を剥いだだけの丸太を梁として用いることが多い。
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