桃井銀平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 15:58 UTC 版)
34歳。元高校の国語教師。甲が厚くて黒ずみ、土踏まずに皺が多く、節立った長い指の、猿のような醜い足に劣等感を持つ。元学徒兵。犬嫌い。美しい女の後を追跡する奇癖がある。裏日本の海辺の生まれ。子供の頃、両親と祖父母と、出戻りの叔母(父の姉)と住んでいた。母は名家の出だったが格の違う醜い父と結婚した。11歳の時に父が、母の古里の村の湖で頭に傷を負った溺死体で発見されるという自殺か他殺か判らない奇怪な死を遂げる。母は銀平が東京で苦学している頃に胸を患い死去。この世の果てまで後をつけるというのは、その女を殺してしまうしかないことだと考えている。
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