核反応を表す式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 15:15 UTC 版)
核反応は次の様な記号で表される。すなわち、代数的に、原子核 A (標的核)と粒子 a (入射粒子)が衝突して、原子核 B (反跳核または残留核)と粒子 b (放出粒子)が発生するとき、これを A (a, b) B と書き (a, b) 反応と呼ぶ。 たとえば、具体的な記述として 7Li (p, γ) 8Be というものがあれば、これは 7 Li + p ⟶ 8 Be + γ {\displaystyle {\ce {7Li{}+{\mathit {p}}->8Be{}+\gamma }}} という核反応を表しており (p, γ) 反応または陽子−ガンマ反応と呼ぶ、というように用いる。 他にも例えばラザフォードが1919年に発見した窒素14にアルファ線を当てると陽子を放出して酸素17になるという反応は N 14 ( α , p ) 17 O {\displaystyle {\ce {^{14}N (\alpha,p)\ ^{17}O}}} と記述できる。
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