板東一彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/25 02:59 UTC 版)
| 板東 一彦 ばんどう かずひこ | |
|---|---|
| 生年月日 | 1954年3月10日（69歳）[1][2] |
| 出生地 |  日本・徳島県[3] |
| 出身校 | 東京大学[3] |
| 配偶者 | 板東久美子 |
| 在任期間 | 2008年10月1日[1] - 2010年2月26日[1] |
板東 一彦（ばんどう かずひこ、1954年〈昭和29年〉3月10日[1][2] - ）は、日本の経済産業官僚。日本商事仲裁協会理事長、元日本貿易保険代表取締役社長、元独立行政法人日本貿易保険理事長。
来歴
徳島県出身[3]。1977年（昭和52年）、東京大学法学部を卒業し[3]、同年4月、通商産業省へ入省[2][4]。
入省後、産業政策局産業組織課長、金融監督庁検査局審議業務課長、資源エネルギー庁総合政策課長、経済産業政策局産業資金課長、日本貿易振興会ニューヨーク貿易保険事務所長、日本貿易保険総務部長、経済産業省大臣官房審議官（貿易経済協力局担当）、中小企業金融公庫理事などを歴任[2][4][5]。
2010年（平成22年）2月26日、退官[1]。同年6月、日本政策金融公庫専務取締役に就任[2][4]。
2013年（平成25年）4月1日、独立行政法人日本貿易保険理事長に就任[3][6]。同職に就任したのは、当時の経済産業事務次官、安達健祐の情実によると言われている[7]。
2017年（平成29年）4月1日、株式会社日本貿易保険代表取締役社長に就任[4]。
2019年（令和元年）6月17日、日本貿易保険代表取締役社長を退任[8]。
脚注
出典
- ^ a b c d e “衆議院議員中川秀直君提出天下り・渡りに関する質問に対する答弁書”. 衆議院 (2010年2月26日). 2022年1月30日閲覧。
- ^ a b c d e （PDF）『財務諸表等』（プレスリリース）日本貿易保険、2014年4月。2022年1月31日閲覧。
- ^ a b c d e “日本貿易保険理事長に板東氏”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2013年3月27日) 2022年1月31日閲覧。
- ^ a b c d （PDF）『独立行政法人等の役員に就いている退職公務員等の状況等の公表について』（プレスリリース）日本貿易保険、2017年10月1日。2022年1月31日閲覧。
- ^ “板東一彦” (PDF). 経済産業研究所. 2022年1月31日閲覧。
- ^ （PDF）『選考結果総括表』（プレスリリース）内閣官房。2022年1月31日閲覧。
- ^ “経済産業省所管の独立法人で不正疑惑 天下りOB社長に高まる批判”. 選択 (選択株式会社). (2019年1月1日) 2022年8月23日閲覧。
- ^ “日本貿易保険、社長に黒田氏”. 日刊工業新聞 (日刊工業新聞社). (2019年6月18日) 2022年1月31日閲覧。
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 新設 | 日本貿易保険代表取締役社長 2017年 - 2019年 | 次代 黒田篤郎 |
| 先代 鈴木隆史 | 日本貿易保険理事長 2013年 - 2017年 | 次代 廃止 |
| 官職 | ||
| 先代 原山保人 | 経済産業省大臣官房審議官（貿易経済協力局担当） 2005年 - 2007年 | 次代 佐々木伸彦 |
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