松本東宝セントラル
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「大手 (松本市)」の記事における「松本東宝セントラル」の解説
松本東宝セントラル(まつもととうほうセントラル)は、松本市大手2丁目9-23に存在していた東宝系の映画館。 1927年、市内西堀町314番地に開業した芝居小屋「松筑座」がその前身。その後東宝の封切館となり「松本宝塚劇場」となったが、終戦から2年後の1947年に「セントラル座」と改称(当時の座席数は695席)。その後現館名に改称し、1993年には2階席部分を改修し、2館体制(シアター1:250席、シアター2:50席)となった。 市内で早くからドルビーデジタルを導入したり、2003年には映画『さよなら、クロ』の撮影にも使用される等、老舗映画館として長らく親しまれたが、2004年10月24日『タイタニック』と『ニュー・シネマ・パラダイス』の特別上映を最後に閉館し、松筑座時代から数えて77年の歴史に幕を閉じた。 その後、建物は隣接していた旅館「信州会館」と共に解体され、現在は老人福祉施設となっている。
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