松平町とは? わかりやすく解説

松平町

読み方:マツダイラチョウ(matsudairachou)

所在 茨城県常陸太田市


松平町

読み方:マツダイラチョウ(matsudairachou)

所在 愛知県豊田市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒313-0222  茨城県常陸太田市松平町
〒444-2202  愛知県豊田市松平町

松平町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/05 01:28 UTC 版)

まつだいらちょう
松平町
松平郷豊田市街地
廃止日 1970年4月1日
廃止理由 編入合併
松平町→豊田市
現在の自治体 豊田市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
東加茂郡
市町村コード 23542-3
面積 43.80 km2.
総人口 6,712
国勢調査1965年
隣接自治体 豊田市岡崎市、東加茂郡足助町下山村
松平町役場
所在地 愛知県東加茂郡松平町大字九久平字荒井15
座標 北緯35度03分16秒 東経137度12分52秒 / 北緯35.05453度 東経137.21431度 / 35.05453; 137.21431座標: 北緯35度03分16秒 東経137度12分52秒 / 北緯35.05453度 東経137.21431度 / 35.05453; 137.21431
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松平町(まつだいらちょう)は、かつて愛知県東加茂郡にあった。現在の豊田市松平町である。

松平氏徳川氏の発祥地である松平郷を中心とした町である。昭和40年代の広域合併で豊田市に編入合併され、平成の大合併以前の豊田市の南東部の地域に該当した。

地理

愛知県のほぼ中央部にある[1]美濃三河高原の南西端に位置し、西側は岡崎平野の一部となっている[1]。面積は43.84 km2であり、東加茂郡の自治体の中では最も小さかった。

矢作川やその支流の巴川沿いの町である。現在、町の西部は住宅開発が進み、東海環状自動車道豊田松平ICが設置されている。松平郷などの町の東部は山間部の農村地帯である。

隣接していた自治体

沿革

江戸時代末期、この地域は三河国加茂郡であり、交代寄合松平郷松平家領、奥殿藩領、吉田藩領、旗本領、寺社領などであった。

教育

高等学校
中学校
小学校

経済

足助と九久平の中間付近を流れる巴川

江戸時代には岡崎城足助を結ぶ足助街道が通っており、岡崎や足助との結びつきが強かった[4]。足助街道に沿って矢作川支流の巴川が流れているが、松平は巴川の最も上流の川港であり、物資を積み替えて足助に運ぶ拠点となっていた[4]

自動車が交通の主流となった後も、岡崎市足助町間には毎日10数往復の路線バスが運行されており、やはり岡崎との結びつきが強かった[4]。しかし、特に1960年代から豊田市が自動車産業で発展し、豊田市との結びつきが強まっていった[5]。1965年時点では669人が豊田市に通勤し、172人が岡崎市に通勤していた[5]

神社・仏閣

高月院

娯楽・祭礼

巴川金魚花火
  • 弁天座 - 大正時代から昭和30年代まであった劇場・映画館。なお、1960年(昭和35年)の東加茂郡には、西盛座(足助町)、足助劇場(足助町)、小渡劇場(旭町)も含めて4館の映画館があった[注 1]
  • 金魚花火 - 大正時代から昭和30年頃にかけて、巴川の松生嶋付近で「金魚花火」という祭りが行われていた。近年、「巴川金魚花火」として復活した(後援:松平観光協会)。花火の前に地元男性が「雲助道中」を歌いながら九久平商店街を練り歩く[7]

脚注

注釈

  1. ^ 1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[6]

出典

  1. ^ a b 松平町誌編纂委員会『松平町誌』豊田市教育委員会1976年、p.1
  2. ^ 旧・所石村、簗山村、提立村、 椿木村、歌石村、大田村、茅原村、羽明村、大津村、大楠村、下屋敷村、杉ノ木村、仁王村、正作村、東宮口村、真垣内村、南篠平村、日明村、二口村。旧・下平村、岩谷村は盛岡村(後の足助町の一部。現・豊田市)に編入。
  3. ^ 旧・二本木村、西野村、重田和村、白瀬村、酒呑村。旧・霧山村、則定村は盛岡村(後の足助町の一部。現・豊田市)に編入。
  4. ^ a b c 松平町誌編纂委員会『松平町誌』豊田市教育委員会1976年、p.2
  5. ^ a b 松平町誌編纂委員会『松平町誌』豊田市教育委員会1976年、p.3
  6. ^ 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。
  7. ^ 巴川金魚花火大会”. 【公式】愛知県豊田市の観光サイト「ツーリズムとよた」. 2023年8月11日閲覧。

関連項目




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