松中と小久保のMK砲
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西武ライオンズに所属していた秋山幸二、清原和博のAK砲のように、チームの一角を象徴する松中信彦と小久保裕紀はチームの主砲として活躍してきた。この2人は1999年、2000年にチームを優勝へと導く2人へと成長していった。しかし、2003年に小久保が怪我でシーズンを棒に振った上に、2004年シーズンは無償トレード事件で巨人に移籍したため、松中と小久保によるアベック弾は一旦見られなくなってしまう。 ところが、2006年シーズンオフに小久保がFA権を行使し、再びホークスに戻って来たため、MK砲が復活し、それと同時に、横浜ベイスターズから多村仁が交換トレードでソフトバンクに入団し、2006年に弱っていたソフトバンクの打線が復活する。2007年4月8日に実に4年半ぶりとなるMKアベックアーチが飛び出した。また、同年4月21日には東京ドーム、(対日本ハム戦)で多村、松中、小久保がそれぞれホームランを放ち、TMK砲が完成した。 このアベックアーチにはAK砲のように『敵地で飛び出すと負けない』という『ビジター不敗神話』があったが、2008年4月23日の対楽天戦(クリネックススタジアム宮城)でソフトバンクが3-4で敗れてしまい、MKアベックアーチが飛び出したビジターゲームの連勝は18でストップした。 2012年を以って小久保が現役を引退したため、MK砲は消滅となった。
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