東宮大夫による発表・学習院による記者会見
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「愛子内親王不登校騒動」の記事における「東宮大夫による発表・学習院による記者会見」の解説
3月5日、東宮大夫の野村一成が定例会見にて、先述のように「愛子内親王の学習院初等科の欠席が続いていること」を明らかにし、原因の調査結果について、「学習院初等科の男子児童が(愛子内親王を含む複数の)他の児童に乱暴していることが原因であるということが判明しました」と発表。さらに、野村は乱暴の具体的な内容を話さなかったが「(愛子内親王)本人も乱暴な行為の対象になっているのだと思う」と発言した。 野村が使用した「乱暴」という言葉が与えた影響は大きく、国内で大きな話題となったため、同日夜、学習院も記者会見を開いた。会見には常務理事:東園基政と総合企画部長:竹島芳樹があたった。 同校は騒動になったことを謝罪しつつ、愛子内親王と別のクラスに物を投げる、廊下を勢いよく走る、大声を出すといった「乱暴な男子児童」が過去(2009年11月頃)に存在したことを認めたが、内親王に対する「直接の暴力行為」と「いじめ」の存在は否定した。また、3月2日に早退しようとした愛子内親王は、外履きに履き替えた後に同級生の居る廊下に戻り、そこで飛び出してきた隣の組の男子児童2名とすれ違った。その際に、先述の「乱暴な男子児童」のことを思い出し「不安を感じたと拝察」したとしている。 このように、東宮側と学習院側には 敬宮愛子内親王に対し、直接の暴力行為が行われたか否か。 他の生徒にも被害があったか否か。 「乱暴」が意味する行為。 と言った点に食い違いが見られた。
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