東大医学部の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 14:17 UTC 版)
5月13日、東京大学医学部は、宇都宮病院に関係した6人の医師に対して、厳重注意と注意の処分を行った。処分理由は「患者が置かれた治療状況に無関心であった不見識」と「東京大学の教官であることを利用された責任を全う出来なかった」である。 7月23日には「東大宇都宮病院問題を考える討論集会」が開かれる。10月15日には、石川や宇都宮病院と最も繋がりの深かった武村信義が、東京大学医学部脳研究施設を辞任し、宇都宮病院へ移る。 当時の脳研所長および教授達は、宇都宮病院に人権問題があることを事件報道以前から知っていた。武村が教授になれなかった理由は、宇都宮病院との繋がりが深かったためといわれている。1984年、石川は宇都宮病院理事長と院長を辞任する。
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