朴槿恵大統領に対する不適切発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 17:25 UTC 版)
「民主党 (韓国 2011-2014)」の記事における「朴槿恵大統領に対する不適切発言」の解説
2013年7月11日、民主党の院内報道官である洪翼杓は会見で、朴槿恵大統領の父である朴正煕元大統領と安倍晋三首相の父である岸信介元首相について取り上げた書籍を引用し「満州国の鬼胎(生まれてくるべきではなかった人の意味)、朴正熙と岸信介の子孫が皮肉にも韓国と日本の首脳となっている」と述べ、「安倍首相は日本軍国主義の復活を唱え、朴大統領は維新共和国を夢見ている」と朴槿恵を批判した。これに対し、青瓦台(大統領府)は「国民が選んだ大統領の正当性を否定するもの」「韓国の自尊心を傷つけ国民を冒涜するもの」と国民と大統領に対する謝罪を強く求める事態となった。また大統領与党であるセヌリ党も12日の国会日程を中止して幹部会議を開くなど対応に乗り出した。洪は12日、「一部不適切な発言を謝罪する」と述べた上で政界の混乱を招いた責任をとって院内報道官を辞任する意思を表明した。
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