札幌進出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 02:25 UTC 版)
「ミカド (キャバレー)」の記事における「札幌進出」の解説
しかし大型キャバレーにも転機が訪れる。1971年にドルショック、1973年にはオイルショックが起こり、ネオンサインの自粛や関連する諸般の事情から客足が遠退き、廃業へ追い込まれる店が相次ぐ。そんなまさにキャバレーにとって冬の時代となっていた1974年に小浪は地方都市へ進出、「北の夜の都」である札幌すすきのに『グランドキャバレー・ミカド』をオープンさせる。だが、1976年頃になるとディスコが頭角を現し始め、その後1980年代半ばには更なる世代交代が進み、キャバクラといった低料金で遊べる洒落た大衆店が幅を利かせるようになっていった。こうして大規模な床面積を誇る高級キャバレーという業態は経営が立ち行かなくなり、衰退へと向かった。
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